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「新型コロナワクチンの予防接種」をかたる詐欺にご用心!~FBIからの警告とコロナ詐欺をやさしく解説

「新型コロナワクチンの予防接種」をかたる詐欺にご用心!~FBIからの警告をやさしく解説
FBIから先日発表された「新型コロナワクチンに対する新たな詐欺について」の警告の内容をご紹介し、今後発生すると予測されるワクチン詐欺の手口や防止策を詳しくご案内します。
すでに「富裕層がすでに闇ワクチンを接種している」などの噂も広がっていますが、どうぞ大切な健康を守るためにも、正しい情報を元に判断するようにしましょう。
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新型コロナ対策に乗じるサイバー攻撃が増加中

2020年になって急激に増えたサイバー攻撃

フィッシング詐欺に代表されるサイバー犯罪は、2020年の新型コロナCOVID-19の混乱をチャンスにして急激に増加しています。

下は2020年12月のフィッシング対策協議会の発表のグラフです。

今年になってフィッシング報告件数は増えつづけ、11月は前月より2240件(+8%)も増え30967件となりました。

2020年11月のフィッシング件数は再び増加傾向

皆様のお手元にも、これまで「マスク販売」や「給付金の優先配布」などをよそおったフィッシング詐欺メールが届いたこともあるでしょう。

サイバー犯罪者は、世の中の流れやイベントを観察して、先んじて詐欺行動を取り始めます。
事実、日本でもまだ給付が検討中の第2回目の給付金をかたる詐欺メールが登場してしまいました。

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フィッシングメールをさける3つの原則

 

今後フィッシングの手口に利用されそうな「ワクチン予防接種」

新型コロナ対策の切り札として全世界が期待しているのがワクチン。

ようやく接種がはじまりましたが、一般に順番が回ってくるのは当分先になりそうです。

しかし国内外で、新型コロナのワクチンの機密情報を搾取目的の不正侵入などの事件が報道されはじめています。

 

中国ルートの未承認ワクチンの闇接種がはじまっている?

また一部の報道では、「中国のブローカーが持ち込んだ未承認新型コロナワクチンを、国内の富裕層が密かに接種を受けている」と報じられました。

2020年11月以降、金融機関や電機メーカーなど大企業15社のトップとその家族や知人計18人が接種を受けた。この中には、経済団体の役員を務める経営者や、菅義偉首相のブレーンとされるトップも含まれる。
■出典:ブルームバーグ記事

 

 12月12日土曜日の午後6時半過ぎ、東京都品川区にあるクリニックを大手IT企業の社長と妻が訪れた。休診日の診察室で待っていたのは、院長と中国人男性。「本当に安全なんですか」。初対面のあいさつもそぞろに、妻が不安そうに2人に尋ねた。背を向けたまま机上のパソコンのキーボードをたたき何も語らない院長に代わり、中国人男性がうなずきながらほほえんだ。
■出典:毎日新聞

記事の真偽はともかくとして、「新型コロナの脅威から一刻も早く逃れたい」と、多くの人々が強く念願していることは違いありません。

この状況が過去サイバー犯罪のターゲットとなった事態に大変似ていることが気になります。

 

アメリカのFBIが「新型コロナワクチン詐欺」の緊急警戒情報を出した!

FBIの緊急告知の内容

そんな中、アメリカのFBI(連邦捜査局)及び社会保険福祉省(CMS)、米国保健福祉省検査総局(HHS-OIG)より共同で「新型コロナワクチンに対する新たな詐欺について」警告が発せられました。

Federal Agencies Warn of Emerging Fraud Schemes Related to COVID-19 Vaccines(英文)

警告によると3つの期間はすでに「さまざまな手口で個人情報や金銭を窃取するため、新型コロナワクチンに対する国民の関心を利用した詐欺の苦情を受けている」とのことです。

以下要約して警告の内容をご説明します。

FBIによる「新型コロナワクチン接種詐欺の予想される手口」

FBIは、以下のような手口を使って、「新型コロナワクチン関連の詐欺が行われるおそれがある」と警告しています。

  1. ワクチンをすぐに接種できる方法がある
  2. ワクチンの接種の順番リストを優先させることができる
  3. 追加の検査を受ければ、早くワクチン接種ができる
  4. ワクチンの優先出荷や優先販売のルートがある
  5. 臨床試験に参加するとワクチンがすぐに接種できる
  6. ワクチンを入手するために、個人情報や個人の医療情報を提供して欲しい
  7. FDA(アメリカ食品医薬品局)が未承認のワクチンを「承認済」と偽って販売する
  8. SNS、メール、電話ほか各種の方法でワクチンの広告を流す
  9. 政府または政府関係者をよそおって、ワクチン接種について連絡してくる。
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FBIによる「新型コロナワクチン詐欺を避けるためのヒント」

またFBIからは「詐欺を避けるためのヒント」として以下が提案されています。

  1. 保健当局のサイトで、正しい認可されたワクチンについての情報を得ること
  2. ワクチンの緊急使用許可に関する最新情報については、FDA(アメリカ食品医薬品局)のサイトを確認すること。
  3. 予防接種の前に、かかりつけ医に相談すること
  4. 個人情報や自分の健康情報を、信頼できる医師や専門家以外の人には決して共有しない
  5. 医療費を確認し、疑わしいものがあれば、すぐに相談すること
  6. CDC(米国疾病予防管理センター)およびその他の信頼できる医療専門家からのガイダンスと推奨事項にしたがうこと

 

FBIによる「サイバー犯罪の防止策」

またFBIよりは、一般的なサイバー犯罪の防止策として

  1. 信頼できるように見えるが、偽装されている可能性があるサイトのURL、URL、電子メールアドレスは、つづりを確認する
  2. OS(オペレーティングシステム)や各種アプリが最新バージョンに更新されていることを確認する
  3. セキュリティ対策ソフトウェアを更新し、定期的にスキャンを行う
  4. メール添付からダウンロードしたWord、Excelではマクロを有効にしない
  5. 未知の人からの電子メール、添付ファイルを開かない。文中のURLをクリックしない
  6. いかなる場合もメールで個人情報は提供しない。個人情報を要求するメールは、ほとんどが偽装された詐欺メールだ。
  7. アカウントには可能な限り、二段階認証(多要素認証)を使用する
  8. 不要なソフトやアプリは無効にするか削除する

があげられています。

どの内容も極めて基本的なもので、「いかなる犯罪防止も基本原則が大切」と改めて思わされます。

 

 

新型コロナのワクチン詐欺など、どうして詐欺の被害にあってしまうのか?

インフォデミックに惑わされず「データとファクト」で判断しよう

2021年1月13日、NHK「クローズアップ現代」NHK「クローズアップ現代」でワクチンを取り巻く問題として、「デマ、詐欺、フェイクニュース」が取り上げられました。 慶應大学の宮田裕章教授によると、

  • WHOは、ワクチンのデマや不正確な情報が拡散することを「インフォデミック」と呼び、感染症の拡大を広げる要因で、対策が必要と呼びかけている。
  • 不確かな状況下では、研究者が発言を控えるため、不確かなデマ情報ばかりがネット上に拡散し、検索エンジンも正しい情報へ導くことができない。
  • 対策として、Googleと企業や研究者、編集者と共に、ビックデータを元に、「人々が迷っていて欲しい情報は何か?」を先につかみ、正しい情報を提供するプロジェクトをはじめている。

との発言がありました。

私たちは、つい安易に、SNSで誰が言い出しかもわからないような、情報を信じて判断してしまいがちです。

しかしネットをうまく活用し、冷静に知的に判断すれば、正しい情報は得られます。
踊らされることがないよう、十分に自戒して情報に接しましょう。

詐欺犯は人の心理を巧みにあやつる

人は誰でも、選択を迫られた際に、

  1. 「自分にだけは悪いことは起きないだろう」と楽観(=楽観バイアス)し、不安や警告を無視する。
  2. そして、すぐに得られる利益や成果を優先して選択する

と、「安易な選択をしてしまう」心理上の弱点を持っています。

この心理を双曲割引(そうきょくわりびき)といいます。

詐欺犯は「急がせる」「脅す」「不安にさせる」「喜ばす」と、様々なテクニックを使って、この双曲割引の心理を悪用しているのです。

新型コロナのワクチンをかたる詐欺も同様で

「他の人より早く予防接種を受けて安心したい」

「早く手を打たないと遅くなってしまう」

などの個人的な願いを優先するあまり、「怪しい申し出ではないのか?」「保健所のサイトで確認しなければ」という正常な判断を見過ごすことから被害にあってしまいます。

 

闇新型コロナワクチンの接種も違法でリスクが高い

上でご紹介した「中国ルートの非認可の闇新型コロナワクチンを富裕層や経営者が密かに接種している」との記事でも、専門家より

日本医科大の北村義浩特任教授(感染症学)は、「輸入元で承認されていない場合は違法になる可能性もある。80代以上の高齢者や重度の糖尿病など基礎疾患がある人でなければ、先を競って接種してもどんなメリットがあるのか、甚だ疑問だ」と語る。

 東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は、「医薬品として厳格な管理・保管・移送ができていたのかのか保証がない。菌や異物の混入、濃度の違いなど品質の問題も確認は難しい」という。

 個人のリスクだけでなく、公衆衛生上のリスクもあるという。児玉氏は、「正規品と混在し始めると、誰にワクチンを接種したのか、把握できなくなる。ワクチンの効果だけでなく、どのワクチンによる副作用かも不明確になりかねない」と指摘する。
■以上引用:ITmedia NEWS

などの懸念が表明されています。

少し考えるだけで、「何が入っているか?正しく確認も出来ないものを、自分や家族の体内に注射することがどれだけ危険なことか」はわかりそうなものです。

しかし「目先の不安」「他人に先駆けできる」などの負の感情に負けて、おそらく高額な費用を支払って、闇ワクチン接種を受けてしまっているのでしょう

これも間違いなく双曲割引(そうきょくわりびき)の心理状態に陥っているのです。

 

新型コロナのワクチンを装う詐欺の被害にあわないため対策は?

詐欺対策は~まず冷静になること

詐欺犯人の狙いは

「大変だ!」「すぐに対応しなければ!」

など心をゆさぶることです。
そして、あなたを双曲割引(そうきょくわりびき)心理に追い込み、あわてた行動を取らせることこそが、被害につながります。

まず深呼吸して、冷静に対応しましょう。

このひと呼吸で被害のほとんどは防げるはずです。

 

詐欺を防ぐ3つの原則

以下の3つの原則を意識して、心をゆさぶられたときは、まず冷静に、以下の3つの対処をお願いします。

  1. 「重要」「危険」「緊急」あるいは「当選」「幸運」「限定」などの心を揺さぶる内容の情報を受けたときは、まず「??」疑う姿勢を持つ。
  2. 「メールの発信者名」「発信元メールアドレス」「件名」また「文面」は容易に偽造が可能なので信用しない!
  3. 少しでも不審な点があれば、検索し、信頼できるサイトにアクセスして真偽を確認する。

まとめ:
基本と原則を大切に、うまい話にはとびつかない!

今後、新型コロナのワクチン予防接種に関する様々な情報が飛び交うはずです。

コロナワクチン予防接種の有効性や副作用についても、いろいろな議論・意見があり、SNSなどを拡散して、あまりに多くの情報の洪水にさらされます。
詐欺犯はその中に巧みに入り込んで、あなたの心の隙間を狙って詐欺をしかけてきます。

どうぞ当プログの諸情報も参考にしていただき、インフォでミックに陥ることなく、コロナ禍を安全にお過ごしください。

 

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