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ガラケー終了?「シニアがスマホへ機種変更」は正しい選択か?

ガラケーをスマホに交換、戸惑う年配者
ガラケー(フィーチャーフォン)をスマホに交換させるキャンペーンを目にします。スマホの方が便利そうですが、「高齢者の皆さんにとって無理はないのか?本当に変えないと困るのか?」。シニアの方が使えなければ後悔するだけです。
セキュリティや使い勝手、さらにはデジタル終活の観点からもガラケーとスマホ、AndroidとiPhoneを比較しました。実はガラケー今でも着実に進歩し「スマホより高齢者向け」です。その理由とメリットを詳しく解説します。
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結論!今すぐガラケーをやめさせる必要はありません

「ガラケーは使えなくなりますよ」はセールストークに過ぎない!

結論から申し上げますと、現時点では「ガラケーに慣れているシニアや高齢者を無理にスマホに変えさせる必要はありません」

今のスマホは決して高齢者向けではなく、無理に変えさせると後悔することになると思います。

また「ガラケーは使えなくなる」は極端なセールストークであり、全く正しい情報ではありません。

正しくは「古くて遅い通信規格の3Gだけが数年後には使えなくなる」と言うことに過ぎません。

ガラケーが使えなくなる時期

3Gガラケー
(昔からのガラケー)
4G LTE対応ガラケー
(2015年頃から発売されたもの)
ドコモ2026年3月末まで使えるスマホと同様にこれからも使える
AU2022年3月末まで使える
ソフトバンクすでにサービス終了

ソフトバングは2019年12月6日に3Gサービスを終了していますが、他の二社の3Gの終了は、ドコモは2026年3月末(iモードも同時に終了)、auは2022年3月末とまだずいぶん先ですし、4G対応ならその後も使えます。

2015年頃以降に販売されたガラケー(ガラホ)は4G対応ですから、スマホと同様に使えます。

またドコモやAUでの古いガラケーでも、修理もできない古い機種をお使いの方以外は、まだ当分の間普通に使えるのです。

まして古いガラケーの方が「電池が保つ」「動作がシンブル」など、最新機種より優れていることも多いのです。

スマホ保有率の低い高齢者は獲得のターゲットとされている

総務省の平成30年度「情報通信白書)」によると

  • スマホの保有率は全世帯で83.4%。
  • 20代、30代のスマホ保有率は90%以上、」60代でも半数に上る
  • しかし70代は19%、80代は6%しか保有していない。

ことが分かります。

スマホ普及率が9割を超えて、スマホ市場は飽和状態のため、販売店は販売拡大の余地がある高齢者層を狙っているに過ぎません。
セールストークには十分にご注意ください。

高齢者にこそガラケー(ガラホ)が向いている。メリット多数!

新発売も続くガラケー、業務用や災害時など実はメリットもたくさん

今入手できる4G対応のガラケーは、昔のガラケーと異なり、「携帯電話の形をしたスマホ」であり、「新型ガラケー」や「Androidガラケー」「ガラホ」と呼ばれることもあります。

通話以外にもカメラやおサイフケータイのような決済機能付きなど高機能の物ばかりです。

またガラケーは法人企業ユーザー向けの需要も根強く、開発は続き実は毎年のように最新機種も発売されています

発売されなくなることは当分の間ありません。

この頃発売されたガラケーでは、防水・防塵、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなどの実績のある機能はそのままに、省電力技術が高まり、長時間利用できるように進化しています。

高齢者はガラケーの方がメリットが多い

実は高齢者が使うにはガラケーはメリット多数です。

  1. 使い方がシンプルで安価。
  2. 高齢者は指が乾燥していて、タッチパネルは反応しないことも多く、ボタンの方が確実に操作できる。
  3. バッテリーが長持ち~機種によっては約800時間(ほとんど1ヶ月もの連続待受が可能)なものもある。
  4. 落下や衝撃に強く、壊れにくい
  5. アプリや各種サービスに非対応なためセキュリティの危険が少なく、サイバー攻撃にあう可能性が低い。

充電なしに長く使えることだけでも、高齢者とご家族にとって、災害時など強い味方になってくれるはずで、これだけでもシニア向けには大きなメリットとなります。

また、デジタル終活的な観点からしても、ガラケーはセキュリティリスクが少ない分、ややこしい認証方法でロックされておらず、継承も比較的簡単です。

以上の事から、各種サービスをあまり必要としていない高齢者に無理にスマホを使わせる必然性は全くありません。

ただしガラケー向けのオンラインサービスは停止されつつある

ただし唯一のデメリットとして「サービスやサイトがガラケー非対応」が増えてきました

たとえばLINEは一部のガラケーでは使えますが、2020年3月末よりLINEの仕様変更により「メッセージ到着時のプッシュ通知が来ない」など使いにくくなりました。

つまり家族間のコミュニケーションでLINEを完璧に使いたい方は、すぐにスマホ移行するしかありません。

Yahoo!もかなり以前にガラケー向けYahoo!メールを廃止しましたし、ガラケー向けサービスやサイトは閉鎖される例が増えてきました。

しかし「乗換案内」など使えるサービスも多数残っています。

使う方の使い方に併せてご判断下さい。

くれぐれも「はやってっている」だけで交換して後悔に繋がっては大変です。

高齢者にはアプリやデザインより「通信手段を確実に確保できる」事を最優先に考えましょう!

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