安全性と覚えやすさ、利便性が両立できる正しいパスワード管理方法は何か?

いくら安全でも、記憶できないパスワードは使えません。
異常気象や地震、新型コロナなど、思いもかけないリスクが高まった今日、安全性と利便性を両立された「最強のパスワード管理の方法」を具体的にご説明します。
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安全なパスワードは作っても、どう管理するかこそが大きな問題

10文字以上のパスワードが必要とは分かった。でも、、、

ここまでのご説明で安全なパスワードの重要性や、守るべきルールはご理解いただけたと思います。

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パスワードをあらゆる手段で盗み出すハッカーのイメージ

デジタル終活を心がける皆さんは早速実践しようと決心なさったことでしょう。いよいよここからが実際のアカウントにパスワードをつけていく実践です。

しかし本音のところ

「とにかく長い最低でも10文字以上のパスワードが必要とわかったけれど」

「それでなくてもたくさんのパスワードに10文字以上つけろなんて?いったいどうしたらいいんだ??」

「まして家族にデジタル遺産やデジタル遺品のパスワードをどうやって残したら良いんだ?」

と途方に暮れていらっしゃるのではないでしょうか?

長いパスワードを作るのは簡単で覚えやすい方法もあります

慣れてしまえば、長くて強力なパスワードの方が作るのは簡単です。

それは「パスフレーズ」の作り方を覚えることです。

パスフレーズは「単語」ではなく、覚えやすい「文章」をパスワードとして使うことです。

これさえ覚えることができれば、逆に短いパスワードや覚えるのが難しいパスワードは作ることができなくなります。

作り方と覚え方については、ぜひ下記記事を参考にマスターなさってください。

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長くて安全なパスワードを作るヒント

強いパスワードは作れても、とうてい覚えきれない。パスワード管理はどうする?

1.紙にパスワードを書くことだけはやめましょう

紙に書いたデータは容易に失われます。
また災害に弱く、簡単に盗難や盗み見される危険があります

多くのパスワードの不正利用は身近な方によって起こされている事実も忘れてはいけません。

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多くの報道や政府機関の発表からご存知の通り、残念ながら日本は地震の活動に入ったことは間違いないです。

また、さらにこの数年の全世界的な異常気象は、以前では考えられないような天候となって、とてつもない集中豪雨や高波の被害をもたらし、人命財産を失う悲劇が世界中で続発しています。

「ここ数十年で起こったことのない危険」「過去に前例がない」、、、何度聞かされたことでしょう。

急に避難しなければならなくなったとき、紙に書いたデータはどうなると思いますか?

詳しくは以下の特集記事をぜひご覧ください。

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2.「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使うことが最善の問題解決です

最初に結論を申し上げるのも気が引けますが、最善かつ、おそらく唯一の方法は、

記憶とかメモといった従来の方法に頼らず、パスワード管理のため「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使おう!

ということです。

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」とデジタル終活を組み合わせる大切さについては、既に以下の記事で簡単にご説明しています。

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3.「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」ほ使えばパスワードの悩みは解消します

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」については別項で詳しくご説明しますが、「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」とはパスワードを安全に便利に使うソフトウェアのことです。

以前の「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」は、ワープロソフトなどと同様に、それぞれのPCやスマホに個別にインストールして使うスタイルでした。

しかし利用する機器やデバイスが増えてしまったこの頃は、クラウドに安全な方法で保存したパスワードデータを、PCアでもスマホでもパスワードを同期して、使えるようにした「クラウドサービス」として提供されることが普通になりました。

4.ChromeやSafariのようなプラウザーのパスワード管理と何が違うの?

パスワードを管理する仕組みは、GoogleChromeにもiOSのSafariにも付属しています。

しかしブラウザーのパスワード管理は「安全性が低い」事が大きな問題です。

プラウザーに保管されたパスワードなどの情報は、詳しい人にかかると解読できてしまうのです。

たとえばも以下のようなソフトを使うと、容易に抜き取ることができてしまいます。

各社とも改善に努めていますが、今のところは頼りすぎてはいけません。

専用のパスワードマネージャーの圧倒的な安全性と利便性とは

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」の機能

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」の主要な機能は

  1. 【アカウント保管】高度な暗号化など防護策が施された安全な方法でアカウント情報(IDとパスワード)を保管する。
  2. 【アカウントの検索と入力支援】ユーザーがWEBサイトや各種サービス、アプリでアカウント情報を使用する際に、該当のIDやパスワードを自動的に見つけ出し、簡単にパスワード入力の代行したり、助けてくれる機能。

となります。

さらに追加機能として

  • 【同期機能】パソコンでもスマホでも、持っているデジタル機器すべてのパスワードが一括管理できる。
  • 【安全なパスワード提案機能】新規にアカウントを設定するとき、安全で強固なパスワード候補を作って提案してくれる。
  • 【秘密情報保管金庫の機能アカウント情報(IDとパスワード)以外の秘密を守りたい任意のデータ、ファイルをアカウント情報と同様に安全に保管する。

などの機能を持っています。

特に同じパスワードがパソコンでもスマホでもいつでも使える機能はパスワードマネージャー(パスワード管理ツール)でなければ実現できません。

 「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」の使い方

ユーザーはまず「「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を開始する際の安全で超強力なマスターパスワードを一つだけ作り、これは確実に覚える」ことが必要です。

それさえできれば、いろいろなパスワードの入力のほとんどは「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」がやってくれます

 「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を導入した後のパスワード管理

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使えば、重要なアカウントであろうがなかろうが、10ケタでも20ケタでも、強力なパスワードを苦労なく登録できます。

覚えるのはマスターパスワードだけ。これに慣れたらもう今までの方法には戻れなくなりますよ。

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使ったアカウント管理については、以下の記事で詳しくご説明しています。
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「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使っても最低ひとつはパスワードの記憶は必要です。

「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使ってすべてのパスワードを管理すると決心したとしても、「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」自体のパスワード(マスターパスワード)には、絶対に類推されない超強力なパスワードをつけて確実に記憶する必要があります。

まとめ:
覚えやすく強いパスワードをつくる方法はある。でも最善ははパスワードマネージャー使用です。

パスワードは自分なりのルールを決めて習慣とすれば、比較的容易に記憶できる長いパスワードを作ることはできます。
しかし「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」を使う方がはるかに楽で、確実です。

安全なデジタルキーピングのために、マスターパスワードひとつを覚えるだけで安全・便利に使うことができる「パスワードマネージャー(パスワード管理ツール)」の使用のご検討を強くお薦めします。

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