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意外! お年寄りよりデシタル遺品をたくさん持つ若い人にこそ必要なデジタル終活

デジタル終活は「終活」という言葉のイメージのため、とかく年配者向けと思いがちですが、デジタルへの依存が高い若者は、年配者に比べてデジタル遺品につながるデジタル資産を多数お持ちです。すでに若い方にご不幸が会った際、デジタル遺品の整理で困ってしまうケースが多発しています。
むしろ若い人にこそ「デジタル終活」が必要になる理由をご説明します。

若いあなたには「デジタル終活」は不要?

若い人のスマホには「生活のすべてが入っている」と言っても過言ではありません

私のようなおじさんはスマホのフリック入力では長い文を打つ気にはなりません。
しかしデジタルネイティブと言われる若い人は「PCは持ってない、持っていてもあまり使わない」のが普通です。

そんな若い人には年賀状を書く習慣もないですし、写真も音楽も、コミュニケーションも「なんでもスマホとクラウドサービス直結」ですから、たしかに重いPCは不便に思えるのでしょう。

しかし、それでは「もしもあなたに何かあったら、家族はどうやって、写真やメッセージなど、あなたの思い出データにアクセスできる」のでしょう。

あなたのスマホにはご家族に残したいメッセージや写真もたくさん保存されているはずです。
しかしご家族に残されているあなたの思い出は「送られてきたLINEやメールだけ」になってしまいます。

もしも大事なデータが自宅のPCの中だったらまだ何とかなりますが、「大切なもののほとんどがスマホに入っていた」としたら。
また不幸にして、スマホが紛失したり破損したりしてしまっていたら、、、、、

あなたの家族は、あなたの思い出や大切なデータである「デジタル遺品」に永遠にアクセスすることができません。

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デジタル遺品管理の大変さに悩む遺族

 

死後も残るホームページやブログ、SNSをどうしよう

飯嶋愛さんのブログの今

飯島愛さんが急死されて、はや10年ほど経ちました。

元気なタレントさんとして、一時はテレビで見ない日はないほどのご活躍でしたから、36才で急にお亡なりになったと聞いた時には本当に驚きました。

ところが、人気ブログだった飯島さんのブログは、亡くなる直前までの彼女の書き込みがそのまま残されてしまいました。
体調が悪そうな書き込みが続いたあげく、更新が突然とだえてしまい、彼女の最後を思うと読む人の涙を誘いました。
死後しばらくはサイトも継続されて、ファンの方から膨大なおくやみの書き込みが続いていました。

愛さんの場合は、所属事務所とご両親が運営を「飯島愛・追悼ブログ」として引き継ぎ、6年経ったのちにご遺族やファンの気持ちを尊重した望ましい形で閉鎖されました。

死後のブログやSNSがたどる苦難

しかし世の中にはそうならなかった悲惨な例が多数あります。

不慮の事件や事故に巻き込まれた方のサイトやSNSの書き込みがそのまま残り、好奇の目やマスコミにさらされたり、心無い書き込みに荒らされたりの事例は多数あります。

私の個人的にも急死した友人のフェイスブックサイトが、なくなる直前までの書き込みがそのまま残されたままで、なんとかならないものかとつらい思いをしました。
フェイスブックについて何もご存知でなかったご家族がアカウントを閉じるのにも大変ご苦労をなさったと後で聞きました。

ここで改めてデシタル終活の定義を思い返してみましょう。

「身の回りのデジタル資産を整理し、安全にデジタルが使えるよう整備する。さらに万一の際に大切な人に確実に継承できるよう準備すること」

無形でお金に換えられるものではありませんが、プログやSNSの個人の足跡をどうするか、しっかり考えて準備しておかなければなりません。

 

大切な写真も思い出も手の届かないクラウドのデジタルの中に、、


「亡くなった家族のパソコンやスマホを何とか見られるようにしてほしい」と、デジタル遺品整理業者さんに駆け込む依頼は大変多いそうです。

「デジタル遺産」で少し検索してみると、多数のパソコンやスマホの解析業者さんの広告が目につきます。

しかし残念ながら、今のスマホのパスワードは電話会社やスマホメーカーに頼んでも解析はできません。

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今や何もかもスマホで解決する時代

今のスマホやパソコンは一昔前よりずっとセキュリティーが強化されているからです。ロックやパスワード、暗号化などがきちんと設定されているスマホ、特にiPhoneは専門家でも中を見ることはほとんど不可能です。

以前、「重大な犯罪に使われたiPhoneを裁判の証拠物件としてFBIからロック解除を依頼」されたアップル対応について話題となりました。

正式なFBIからの依頼であっても、アップルは「個人情報保護」で断固として拒否しました。困ったFBIは、海外の特殊な方法を持つ業者に頼んでデータを取り出したそうです。
こうなると、多額の経費がかかり、なかなか個人レベルで依頼できるものではありません。

ネットで公表されているデータ復元サービスの概算価格

作業内容 単価
Windowsパソコンのログインパスワード解除 20,000~35,000円
パソコン内に保管されている写真データの取り出し 8,000~10,000円
パソコン内のアドレス帳の取り出し 5,000~8,000円
インターネット上で利用しているID、パスワード一覧作成 15,000~28,000円
携帯電話やスマホのパスワード解除(注、古い機種のみ。iPhoneや新しい機種はまず解除は不可能です 8,000~300,000円

それでも依頼者は増える一方だそうです。これだけスマホ依存が進むとそれも当然でしょう。

さらにクラウドサービスに保管されているデータはもっと大変で、IDパスワードが不明だと、まず取り出すことができません。
うっかり携帯を契約解除してサービスを止めたり解約すると、代金未納となり、クラウド上の情報が削除されてしまうこともあります。

そうなったら最悪で故人をしのぶ貴重なデータ(デジタル遺品)が永遠に消滅してしまうことになってしまいます。

データ復旧の専門家のお話を聴いて「新しいスマホのパスワード解除は技術的に難しい」とわかりました。

2019年3月2日に「デジタル遺品研究会ルクシー」様と「日本デジタル終活協会」様が共催で開催された「第3回デジタル遺品を考えるシンポジウム~10年後も安心できるデジタル遺品の残し方を考える」

に参加する機会がありました。

大変興味深い講演が多く有意義な会でしたが、中でも「デジタルデータ復旧の専門会社・デジタルデータソリューション株式会社様」の講演を聴いて、

  • 新しいスマホのパスワードロックを解除するのは「パスワードが推定できない限り不可能」
  • 古いスマホやガラケーでは「可能なこともあるが、かなり高額な技術料がかってしまう」

などの興味深いお話を伺うことができました。詳細は当サイトの下記記事をご覧ください。

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大切なスマホをデジタル終活しようとする女性

 

まとめ:
スマホやネットへの依存度が高い若い人ほど、実は「デジタル終活」が必要です。

ご説明してきたとおり、年配者よりむしろ「デジタルに依存度の高い若い人の方がデジタル終活が必要」なことはご理解いただけたと思います。

何かあった際に、家族やご友人大きな迷惑をかけないよう、大切なデジタル遺産やデジタル遺品が失われてしまわないよう、今すぐデジタル終活のための準備をはじめておきましょう。

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