災害や異常気象から大切なデータを守り継承する唯一の方法とは?

深刻な異常気象や未曾有の災害に直面している現在、私たちはどうしたら自分の資産や思い出の品を守ることができるのでしょう。
もはや発想を転換して「物の所有からデジタルへ」移行を進めることがひとつの回答であり、有力な対策となります。

東日本大震災の教訓や当社創立者の体験からデジタル化とデジタル終活の有益さをご説明します。

東日本大震災の津波の惨状

目次

命の次に大切なのは、生きてきた証や思い出

東日本大震災から得られた教訓

がれきの中からアルバムを救い出す自衛隊の姿、、、

2011年3月11日の東日本大震災は、私たちの考え方や価値観を大きく変える出来事でした。
その中で私にとってデジタルのあり方やデジタル終活を真剣に考える大きなきっかけとなったのが「津波で流されてがれきに埋もれたアルバムや写真」の痛ましい光景です。
元の持ち主にとっては何より大切なものだったアルバムも何もかも、無造作にがれきに埋もれている荒涼とした光景は本当に衝撃的でした。

その中で自衛隊員の皆さまが、不明者の捜索をし、がれきを片付ける大変な作業を続けながら、アルバムや写真の束を見つけると「ていねいにひろい集めている光景」にも胸を打たれ感動しました。

「写真を洗浄し持ち主の元に返す」ボランティア活動も

更に衣食住の支援が何とか行き渡った頃から「集められた写真やアルバムを洗浄し、持ち主に返す」というボランティア活動が盛んに行われるようになりました。
たくさんのボランティア様方がていねいに写真を一枚一枚洗浄し、掲示板に張り出したり、ホームページに掲載したりして、持ち主の手元に戻そうと懸命に努力なさっていました。

同様の活動やその後広島や岡山の災害の時にも行われています。

NHK NEWS WEB
 
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190706/4020003115.html
被災した写真の洗浄活動|NHK 岡山県のニュース
西日本豪雨から1年となる6日、甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町で、豪雨で泥水につかった思い出の写真を洗浄して持ち主に返すボランティア活…

また全国各地で起こる水害や地震の被害時に「写真洗浄」で貢献するNPO法人様も活動していらっしゃいます。ほんとうに頭が下がります。

また企業も支援し、電気機器の無償修理などのボランティア活動が相次ぎました。
デジタルの世界でも「被災したパソコンのデータ無償復元サービス」を提供された会社様もありました。

一枚の写真が与えてくれる希望!「それだけは守りたい」

大きな災害や事故では身の回りの物いっさいが失われてしまいます。
そんな中でたとえ数枚の写真だとしても、大切な思い出の写真が手元に戻ってきたらどれだけうれしいく、生きる希望となるか。復興への心の支えになるか!
容易に想像できます。

私は、これを契機にデジタルを含む身の回りの品物、特に失われては困る思い出や生きた証の品を、どうしたら継承できるか?を考えるようになりました。

 

日本も世界も天変地異が続く「災い」の時代に入った

日本は地震の活動期に入った

多くの報道や政府機関の発表からご存知の通り、残念ながら日本は地震の活動に入ったことは間違いないです。
2016年には、熊本や鳥取県中部で。2018年は島根県、大阪府北部、北海道胆振東部と、数年に一度のはずの大きな地震が次々と発生し、この年の漢字は「災い」となりました。
さらに「広範囲に大きな被害を及ぼすことが確実な南海トラフ地震」は今後30年間の70~80%で起こると発表され、それ以外にも首都圏直下型地震富士山の噴火が迫っている事まで議論されています。

日本だけでなく近年世界各地で地震が多発しており、世界的にも地殻変動の活動期になっているようです。

異常気象による被害はどこで起きても不思議ではない

更にこの数年の全世界的な異常気象は、以前では考えられないような天候となって短い間にとてつもない集中豪雨や高波の被害をもたらし、人命財産を失う悲劇が世界中で続発しています。

今年2019年の春から梅雨にかけての異常な気象も、過去の常識が通用しないものでした。
肌感覚でも、状況はどんどん深刻化している気配を強く感じます。

災害が人口密集地で発生したら?

荒川が氾濫したら東京中心部の東半分は水浸し

考えたくありませんが、今年南九州を襲ったような大雨が関東を襲い、低気圧が何日も滞留した結果「荒川が決壊したら首都圏はどうなるのか?」

最悪の場合、下記の国土交通省のハザードマップのように東京中心部の東半分「江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区」はすっかり水の下になってしまうのです。もちろん地下鉄も地下街も水の底です。

ここに住む200万人近い人々は一体どうやってどこに逃げれば良いのでしょう?何を持って逃げればよいのでしょう?

荒川が氾濫したときの浸水域■出展:国土交通省ハザードマップポータル

自然の猛威はどこでも免れることはできない。誰もが覚悟し対処する必要がある

東日本大震災の被災地は人口密度が比較的低い地域でしたので、いろいろな支援は早期に行き渡りました。
それでも震災後10年近く経った今も爪痕は多く残り、放射能汚染で未だに閉鎖された地域も広範囲にわたっています。

もしも首都圏や中部から四国の太平洋沿岸など人口や産業が密集する地域で大きな災害が起きたとしたら、その被害は東日本大震災の比でなく、想像を絶することは容易に想像できます。
被害は甚大なものとなり、辛い復興が長期間続くでしょう。それこそ国を挙げて取り組む事になります。
そんな中では「個人の写真を集めて洗浄してくれる」といった余裕はとうていなくなるのでしょう。

大切なものは自分自身で守り抜く時代になった

デジタルが資産や思い出を守ってくれる?

災害は日本中どこでも起こりえますので、逃げる場所はありません。
今いる場所で最善の方法で生命と財産を守らなければならないのです。
しかし幸いなことにこの10年ほどでデジタルの世界が急速に発展し新しいサービスが続々生まれました。その結果多くのことがデジタルの世界へ移行できるようになりました。
更に急速なクラウドサービスの発展と価格の低下が、デジタル保管の垣根をどんどん下げています。月々数千円で何千メガバイトもの容量が自由に使える時代が来るなんて数年前までは想像もつきませんでした。
これらをフルに利用して財産や大切な物を災害に備えて対処しましょう。

デジタルに移行できるものは移行しクラウド保管することが最善の選択

「物を所有する」ことからから「デジタルで持つ」よう発想を変える

大きな災害に直面し避難するときのことを考えて見て下さい。
いざという際はリュックサックひとつとスマホぐらいしか持ち出せ
ません。かさばるパソコンも難しいでしょう。

結果、物としての資産はほとんど持ち出せず、そのまま失ったり、長期間手元から離れることになってしまいます。

対策として最も現実的な方法は「デジタルに移行できる物は、デジタルにどんどん移行し、しっかりと継承(デジタル終活)できるよう準備する」ことです。

信頼できる大手のクラウドに保管すれば地震でも火事でもデータは確実に守られる

Google、Amazon、マイクロソフトといった世界的な大手クラウド事業者は、全世界各地に無数のデータセンター(預かったデータの置き場)を設置し、それぞれを何重にもわたって相互接続し、データを1個所ではなく分散して保管するようにしています。
仮にどこかの地域で大きな災害があり、データセンターが機能しなくなったとしても、世界の他の地域のデータで補完されるためデータが失われる可能性は「0」に近いです。

こと災害に対する安全性で見るならば、国内で運営しているクラウド事業者より、全世界レベルで運営しているクラウド事業者の方がリスクが分散されているため、確実に安全性は高いでしょう
幸い、現在サービスされている多くのオンラインサービス事業者は、上に上げたような大手の世界的なクラウド事業者の基盤の上でサービス展開することが普通ですので、データや機能を失う可能性は極めて低くなっています。心配な方はサービス事業者にどこのクラウドを使っているか確認なさって下さい。

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クラウドサービスの安全性のイメージイラスト

たとえば写真やアルバムは? 私の体験

スマホやデジカメで撮った写真は当然ですが、私は古い写真やアルバムをすべてデジタル化しました。
古い写真はどんどん変色し薄くなってしまいます。このままでは数年のうちに消えてしまうそうでしたので、専門業者に依頼しデシタル化と共に色の補正も依頼しました。戻ってきたデジタル化した写真はGoogleフォトにアップしてしまいました。

こうしてすっかり見やすくなったアルバムや写真は、親戚にも容易に共有できるようになり、何年も見られること無く死蔵していたアルバムがすっかり息を吹き返しました

重たい本や雑誌の山は? 私の体験

本も裁断してスキャナーでPDF化することを進めています
新しい本は極力電子書籍にすることで解決できますが、問題は古い蔵書ですが、思い切って裁断しスキャナーでPDF化しました。2~5万円程度の各種ドキュメントスキャナーが一台あれば比較的簡単な作業です。

できあがったPDFもすべてGoogleドライブに保管しています。いつでもどこでも見られるだけでなく、場所も取らず、検索していつでも取り出すことができ、災害にあってもデータが失われることはありません。

詳細は下記の記事もご参照下さい。

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最後にきちんとデジタル終活しておけばリュックひとつで逃げ出しても安心

大切なデジタル資産を保管したサービスのアカウント情報は、パスワードなど万全の安全対策を施しきちんと管理することは当然です。銀行や金融資産の情報は元よりオンラインになっていますので、生活に必要なかなり物はデジタル化、オンライン化ができてしまい、リュックサックひとつで逃げ出しても、失うことはありません

また結果としてデジタル終活も完成し、私に何かあったときも家族に継承できるでしょう。

こうしておくことで、仮に災害で身の回りの物をすべて失ったとしても、貴重なデジタル遺品やデジタル遺産はしっかりと残るのです。

まとめ:
天変地異や不測の災害が続く中、1日も早く対策を開始しましょう

毎日のように思いもかけぬ災害や事故事件が発生しています。
自分と家族の大切な物を守るために、今すぐできることから対策をはじめましょう。

幸いデジタル化対策はできたところからすぐに稼働できます。大きな設備やコストはかかりません。

すべてあなたの決心ひとつなのです。

 

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