無料でダウンロードできる若い人向けWord形式のエンディングノート6選

エンディングノートのイメージ
Word形式で入力できて無料ダウンロードできる、しかも若い人に向いたデータ形式で保存できるおすすめの6つのエンディングノートをご紹介します。
また当社では「安全」「正確」「保管」の観点から、紙でないデジタル形式でエンディングノートを残すことをお薦めしています。その理由も併せてご説明致します。
エンディングノートの準備はデジタル終活(デジタル遺品やデジタル遺産の安全な管理と継承)でも重要な必須アイテムです。

デジタル終活にも活用できるエンディングノートを探そう

エンディングノートとデジタル終活の重要性

エンディングノートとは、一般的に「高齢の方が、人生の終りを意識して、自分の死に備えて希望や残したい情報を記録する」を書き留めておくノートとされています。

あなたが後世に伝えたいことは、
「自分史」
「必ず連絡したい友人」
「医療について遺志」
「葬儀やお墓についての遺志」
「形見分け」

などがあるとおもいますが、当ブログでは「デシタル遺品やデジタル遺産」といったデジタル資産も忘れず「デジタル終活もあわせて実施しよう」と提唱させていただいています。

デジタル終活はご年配者のものではなく、若者や家庭をお持ちで働き盛りの30代40代の方、つまり「デジタル時代の今を生きる方にはどなたにも必要」です。

そこでデジタル終活の観点からも、おすすめのエンディングノートの選び方をご説明させていただきます。

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デジタルを守るイメージ
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デジタル終活のイメージ

 

エンディングノートは手書きか?デジタルか?

多数のエンディングノートが市販されています。

素敵な表紙がデザインされ、各社とも工夫を凝らした項目が準備されています。長期保管に適した用紙を使用した製品まであります。

しかしデジタルの依存度が高くなった今、とても手書きで入力することはできません。
当ブログとしては若い方向けにも使える「デジタル入力できるエンディングノート」、すなわちワープロで打ち込めるデータ形式のもの「デジタルエンディングノート」をお薦めします

それは以下のような理由からです。

データ形式だと、追記や編集が自由、項目も自由に増減できる

エンディングノートは一回で書き終わるものではありません。
長い間かけて少しずつ書きためていく物です

書いているうちに全体の構成も変わってきます。

そもそも当初用意された項目についても人によって必要な物は違います。もちろん購入するときに考えて選びますが、書いているうちに追加で記載したい項目ができたとしても、市販のエンディングノートでは対応できません

データ形式だと保管の安全性が高まる、ただし保管方法と場所は注意

エンディングノートは唯一無二の物です。失われることがあってはいけません。ただ近年、地震の多発や異常気象など、不意に災害に襲われるリスクが誰にでも降りかかってきます。

火災や盗難のリスクを考えても、紙のエンディングノートはあまりに脆弱です

エンディングノートをデータ形式で作ると必要な場合はパスワードで保護もできますし、スマホやPC、さらにはクラウドサービスに保管することで、紙よりはるかに高い安全性を維持することができます

ただし、データ形式のエンディングノートは無形ですので「どこに存在しているか」を確実に伝えておく必要があります。

また安全で確実な保管場所を選んでおかなければなりません。せっかく保管したデータが継承の前にサービス側の都合で消えてしまっては元も子もありません。

デジタル終活のテーマのひとつです。

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大切なデジタル資産を守ってデジタル終活のイメージ

手書きの長文作成はきつい。もう無理!

正直これが最も大きいポイントかもしれません。
ワープロを使うようになってほぼ30年。手書きで文字を書くことはほとんどなくなりました。

私は自分がいなくなった後に読んでもらうエンディングノートを自筆で文字でていねいに書くことは非常に苦痛です。
誤読されないように英数字をていねいに書くことは、もはや全く自信がありません。

まして一字でも間違えると使えなくなり、漏れてしまっては悪用されるパスワードなどを手書きで書くのはあまりに危険です

 

エンディングノート、選定のポイント

上記の考え方にしたがって、無料でダウンロードできるエンディングノートをご紹介します。

すべてマイクロソフトのWordで読み書きできる「○○○.doc」形式の物です。

実は無料でダウンロードできるエンディングノートはPDF形式の物がはるかに多いです。

おそらく作者様のこだわったデザインや構成を大切にするため編集ができないPDF形式で配布しているのだと思いますが、当サイトでは「デジタル入力できるエンディングノート」の利便性を提唱していますので、Word形式に限ってご紹介します